カードローン

カードローンの借り換えにおすすめ12社!毎月の返済負担を減らすコツも解説

現在借りているカードローンの返済を負担に感じる人は、カードローンの借り換えによって返済負担を減らせる可能性があります。

カードローンの借り換えで負担を減らすには、借り換え先選びと返済の仕方が重要です。

詳しく調べずに借り換え先を選ぶと、逆に今より負担が増加するケースもあります。

今回はカードローンの借り換えにおすすめの商品を、12種類紹介。

あわせて返済負担を減らすコツも解説します。

目次

カードローンを借り換えるなら銀行!金利引き下げ効果も期待可能

カードローンの借り換えには、上限が低金利のカードローンが向いています。

一般的に銀行カードローンは消費者金融と比べると上限金利が低いため、借り換え先の候補として挙がりやすいです。

金利を下げられれば、返済総額を減らせる可能性も。

今の返済額が高いと感じている人は、金利だけに注目するのではなく、月々の返済額が少ない商品を選びましょう。

例えば月6,000円の返済額が4,000円になれば、余裕を持って返済できます。

銀行カードローン 楽天銀行スーパーローン au じぶん銀行「じぶんローン」 イオン銀行カードローン りそな銀行「りそなプレミアムカードローン」 ソニー銀行カードローン みずほ銀行カードローン 三井住友銀行のカードローン 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 セブン銀行ローンサービス(カードローン)
金利 年1.9~14.5% 1.48%~17.5%※通常コース 3.8~13.8% 3.5~13.5% 2.5~13.8% 2.0~14.0% 年1.5~14.5% 1.8~14.6% 12.0~15.0%
利用限度額 10万円~800万円 ・通常、カードローンau限定割 誰でもコース:10万円~800万円
・カードローンau限定割 借り換えコース:100万円~800万円
10万円~800万円 10万円~800万円 10万円~800万円 10万円~800万円 10万円~800万円 10万円~500万円 10万円~300万円
※新規契約者は50万円まで
最低返済額 2,000円 1,000円 1,000円 10,000円 2,000円 2,000円 2,000円※2 1,000円 2,000円
申込条件 毎月安定した定期収入がある方※1 以下の条件をすべて満たす人
・契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の人
・安定継続した収入がある人
・保証会社であるアコム(株)の保証を受けられる人
・外国籍なら永住許可を受けている人
以下の条件をすべて満たす個人
・日本国内に居住している人
・外国籍なら永住許可を受けている人
・申込時の年齢が満20歳以上65歳未満の人
・本人に安定かつ継続した収入の見込める人
・保証会社の保証を受けられる人
以下の条件をすべて満たす個人
・日本国内に居住している人
・申込時の年齢が満20歳以上66歳未満の人
・継続安定した収入がある人
・保証会社の保証を受けられる人
以下の条件をすべて満たす人
・ソニー銀行に円普通預金口座を持っている人
・日本国籍の人または外国籍で永住権を持っている人
・申込時の年齢が満20歳以上65歳未満の人
・原則安定した収入がある人
・保証会社の保証を受けられる人
以下の条件をすべて満たす個人
・契約時の年齢が満20歳以上66歳未満の人
・安定かつ継続した収入の見込める人
・保証会社の保証を受けられる人
・外国籍なら永住許可を受けている人
・申込時に満20歳以上満69歳以下の人
・原則安定した収入のある人
・保証会社の保証を受けられる人
・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
・原則安定した収入がある人
・保証会社の保証を受けられる人
次の条件をすべて満たす方人
・セブン銀行口座を持っている個人
・契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の人
・一定の審査基準を満たし保証会社の保証を受けられる人
・外国籍なら永住者
金利引き下げ条件 au IDを持っている人は金利優遇
・誰でもコース:0.1%引き下げ
・借り換えコース:0.5%引き下げ
住宅ローン利用で0.5%引き下げ 住宅ローン利用で0.5%引き下げ

※1 以下の全ての条件を満たす方
①満年齢20歳以上62歳以下の方(※1)
②日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
③お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
④楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方 (※2)
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2 当行が認めた場合は不要です
※2 毎月のご返済の約定返済金額は、返済時点でのお借入残高によって設定されます。

金利半額キャンペーンが実施される時期もある!電話で借り換えの相談も可能な楽天銀行スーパーローン

楽天銀行画像
金利 年1.9~14.5%
利用限度額 10万円~800万円
最低返済額 2,000円
申込条件 毎月安定した定期収入がある方
金利引き下げ条件


※以下の全ての条件を満たす方
①満年齢20歳以上62歳以下の方(※1)
②日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
③お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
④楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方 (※2)
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2 当行が認めた場合は不要です

楽天銀行スーパーローンは借り換えローンとしての利用も想定されていて、電話での相談を受け付けています。
参考:いまのお借入、ご契約内容に満足していますか│楽天銀行

楽天銀行スーパーローンは、返済計画について相談してから借り換えを検討したい人に向いています。

返済日が以下の4種類から選択できるので、給料日後に設定するとお金に余裕があるうちに返済できてスムーズです。

  • 1日
  • 12日
  • 20日
  • 27日(楽天銀行を返済口座に設定している人のみ)

大手楽天グループの銀行で、ポイントサービスが充実しているのも特徴です。

楽天銀行スーパーローンの審査では、楽天会員なら会員ランクに応じて優遇が受けられる可能性もある商品です。
※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。

楽天会員ランクが高ければ有利になるケースもあるので、審査が不安な人も一度申し込みましょう。

楽天銀行スーパーローンは、時期によって金利半額キャンペーンを実施しているカードローンです。

タイミングを見計らって借り換えの申し込みをすれば、現在のカードローンより金利を引き下げる効果も期待可能です。

借入残高が100万円以上なら低金利で借りられる可能性があるauじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行の公式ロゴ
公式サイト https://www.jibunbank.co.jp/
金利 1.48%~17.5%※通常コース
利用限度額 ・通常、カードローンau限定割 誰でもコース:10万円~800万円
・カードローンau限定割 借り換えコース:100万円~800万円
最低返済額 1,000円
申込条件 以下の条件をすべて満たす人
・契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の人
・安定継続した収入がある人
・保証会社であるアコム(株)の保証を受けられる人
・外国籍なら永住許可を受けている人
金利引き下げ条件 au IDを持っている人は金利優遇
・カードローンau限定割 誰でもコース:0.1%引き下げ
・カードローンau限定割 借り換えコース:0.5%引き下げ

auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)は、借入残高が100万円以上なら低金利で借り換えられる可能性があります。

au IDを持っている人は、以下のように金利の引き下げが受けられます。

  • 限度額が10万円からの誰でもコースでは0.1%
  • 限度額が100万円からの借り換えコースでは0.5%

借り換えコースなら、金利が0.98~12.5%になります。

100万円以上の借り入れをしている人は、借り換えによって金利の引き下げも可能です。

借り換えコースに申し込んでも、限度額が100万円未満に設定されると、誰でもコースの金利1.38~17.4%が適用されます。

auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)のカードローンau限定割を利用するにはau IDが必要です。

au IDはauユーザー以外も作成できるので、事前に準備しておきましょう

借入残高が10万円以下で借入利率9%以下の人は、最低返済額が1,000円です。

Web完結に対応!イオン銀行の口座なしでも利用できるイオン銀行カードローン

イオンカードローンの公式キャプチャ
金利 3.8~13.8%
利用限度額 10万円~800万円
最低返済額 1,000円
申込条件 以下の条件をすべて満たす個人
・日本国内に居住している人
・外国籍なら永住許可を受けている人
・申込時の年齢が満20歳以上65歳未満の人
・本人に安定かつ継続した収入の見込める人
・保証会社の保証を受けられる人
金利引き下げ条件

イオン銀行カードローンはWeb完結に対応しており、借り換えの際に申し込みやすいカードローンです。

口座を新たに作成する必要がなく、口座が増えると管理に困る人にも向いています。

イオン銀行カードローンの返済方法は以下の通りです。

  • ATM返済
  • イオン銀行口座から引き落とし
  • 他金融機関口座から引き落とし

イオン銀行だけではなく、他金融機関口座からの引き落としにも対応しています。

口座を持っている人は初回振込融資が受けられ、ローンカードが手元に届く前に借入可能です。

口座を持っていない人は、審査完了から5日ほど経過して、カードが届くまで借り入れできません。

上限の金利が年13.8%と低いのも、借り換えに向いている理由の1つです。

銀行カードローンの平均的な金利は年14.5%。

平均よりも金利が低く、借り換えによって金利を下げられる可能性が高いです。

最低返済額は1,000円で、毎月20日が約定返済日です。

ATM返済を選ぶと、1日から20日までの間で都合のいい日に返済できます。

イオン銀行に口座があれば、インターネットバンキングでの返済にも対応可能です。

住宅ローン利用者なら上限金利が13.0%になり低金利!りそな銀行カードローン

りそな銀行の公式サイト
金利 3.5~13.5%
利用限度額 10万円~800万円
最低返済額 10,000円
申込条件 以下の条件をすべて満たす個人
・日本国内に居住している人
・申込時の年齢が満20歳以上66歳未満の人
・継続安定した収入がある人
・保証会社の保証を受けられる人
金利引き下げ条件 住宅ローン利用で0.5%引き下げ

りそな銀行カードローンは、上限金利が年13.5%と低金利で、借り換えに向いたカードローンです。

りそな銀行の「りそなプレミアム カードローン」は、住宅ローン利用者だと年0.500%の金利引き下げが受けられます。

住宅ローンによる金利引き下げを受けると年13.5%になり、利息を抑えて借り換えたい人に、ぴったりのカードローンです。

月中の借入残高が平均10万円以上だと、りそなクラブポイントが貯まります。

給与振込や定期積立といったりそな銀行との取引でもポイントが貯まり、貯まったポイントを他社ポイントに交換して使えるのも魅力です。

Web完結も可能なので、申し込みにも手間がかかりません。

ただし審査結果が出るまで1週間程度かかるため、急いで結果を知りたい人は別の商品を選びましょう。

最低返済額が1万円とまとまった金額が必要なので、現在の返済金額が1万円以下の人には向いていません。

「月々の負担が1万円以上でも早く返済して返済総額を減らしたい」という人が選びたいカードローンです。

スマホからも申し込めて手続きしやすいソニー銀行カードローン

ソニー銀行の公式キャプチャ
金利 2.5~13.8%
利用限度額 10万円~800万円
最低返済額 2,000円
申込条件 以下の条件をすべて満たす人
・ソニー銀行に円普通預金口座を持っている人
・日本国籍の人または外国籍で永住権を持っている人
・申込時の年齢が満20歳以上65歳未満の人
・原則安定した収入がある人
・保証会社の保証を受けられる人
金利引き下げ条件

ソニー銀行カードローンは月々の返済額が2,000円で、借り換えによって返済額を減らせる可能性もあります。

スマホ完結にも対応している、手続きしやすいカードローンです。

ソニー銀行の口座がある人しか申し込めないので、持っていない人は同時に申し込みましょう。

口座を持っている人は、カードローンの契約完了後すぐにサービスサイトで借り入れできます。

口座を持っていない人も、カードローン申込時に初回振込サービスを利用すれば、ローン専用カードが届くまでに借り入れ可能です。

ローン専用カードの到着を待つと借り入れまで7日から10日程度かかります。

早めに借り換えたい人は振り込みサービスを活用しましょう。

月々の返済方法は、ソニー銀行の円普通預金口座からの引き落としのみです。

口座への入金を忘れなければ、返済を忘れずに済みます。

利用明細もWebでチェックできて、自宅への郵送物はありません

上限金利が年13.8%と、銀行カードローンの中でも金利が低めです。

キャッシュカードでの借り入れにも対応しているみずほ銀行カードローン

みずほ銀行の公式キャプチャ
金利 2.0~14.0%
利用限度額 10万円~800万円
最低返済額 2,000円
申込条件 以下の条件をすべて満たす個人
・契約時の年齢が満20歳以上66歳未満の人
・安定かつ継続した収入の見込める人
・保証会社の保証を受けられる人
・外国籍なら永住許可を受けている人
金利引き下げ条件 住宅ローン利用で0.5%引き下げ

みずほ銀行カードローンはキャッシュカードでの借り入れにも対応していて、新たにローンカードを作る必要がなく、スムーズな借り換えが可能です。

キャッシュカード兼用型なら、普通預金を引き出す際に残高が不足すると、自動で貸し付けが受けられます。

みずほ銀行に口座を持っていないと利用できない商品なので、申し込みの際に同時開設しましょう。

来店・郵送不要で申し込めるので、借り換えの手続きに手間がかかりません。

上限金利は年14.0%で、借り換えによって金利が下がる可能性の高いカードローンです。

みずほ銀行で住宅ローンを利用している人は、金利が年0.5%引き下げられる特典も。

金利の引き下げが適用されると、上限金利が年13.5%と低金利で借りられます。

みずほ銀行で住宅ローンを組んでいる人は、より低金利で借り入れ可能です。

最低返済額は2,000円で、返済しやすい金額設定なのも魅力。

みずほ銀行口座からの引き落としで返済され、返済日は毎月10日です。

返済日が選択できる!返済計画が立てやすい三井住友銀行のカードローン

三井住友銀行 無人店舗
金利 年1.5~14.5%
利用限度額 10万円~800万円
最低返済額 2,000円
※毎月のご返済の約定返済金額は、返済時点でのお借入残高によって設定されます。
申込条件 ・申込時に満20歳以上満69歳以下の人
・原則安定した収入のある人
・保証会社の保証を受けられる人
金利引き下げ条件

三井住友銀行のカードローンでは返済日が以下の中から選べて、借り換え後に計画的な返済ができます。

  • 5日
  • 15日
  • 25日
  • 月末

給料日後に返済日を設定すると、余裕があるうちに返済できます。

返済額も2,000円からで、無理のない返済が可能。

三井住友銀行に口座を開設しなくてもカードローンが利用できて、口座を増やしたくない人にもぴったりです。

口座を持っている人はキャッシュカードでの借り入れにも対応しています。

ローン専用カードを持ちたくない人は、キャッシュカードで利用しましょう。

口座振替で返済できるのは、三井住友銀行に口座を持っている人だけです。

口座振替で返済したい人は、口座を開設してカードローンを利用しましょう。

借り換えに利用すると、現在のカードローンより銀行ならではの金利で借りられる可能性が高いです。

最低返済額が1,000円からで返済額を抑えたい人に便利な三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

バンクイックの公式キャプチャ
金利 1.800~14.600%
利用限度額 10万円~500万円
最低返済額 1,000円
申込条件 ・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
・原則安定した収入がある人
・保証会社の保証を受けられる人
金利引き下げ条件

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、借り換えによって月々の返済額を減らせる可能性があるカードローンです。

金利が8.1%以下だと最低返済額が1,000円で、金利が8.1%を超えると最低返済額が2,000円になります。

金利によって最低返済額が変わる仕組みです。

例えば、借入残高が100万円のときの返済額を比較しましょう。

金利8.1%以下 10,000円
金利8.1%超 20,000円

バンクイックでは、以下の通り利用限度額によって金利が決まります。

利用限度額 金利
10万円以上100万円以下 13.6~14.6%
100万円超200万円以下 10.6~13.6%
200万円超300万円以下 7.6~10.6%
300万円超400万円以下 6.1~7.6%
400万円超500万円以下 1.8~6.1%

利用限度額が200万円を超える人なら、金利が8.1%以下になる可能性があります。

200万円以上借りていて返済が負担になっている人は、借り換えで返済負担の軽減も可能です。

三菱UFJ銀行の口座を持っていなくてもカードローンを利用できますが、口座引落による返済には対応できません。

自動引き落としで返済したいなら、口座を開設しましょう。

利用限度額が500万円までと、銀行カードローンとしては低めです。

500万円以上の借り入れをしている人は、借り換えに利用できません。

50万円以内の借り換えなら利便性の高いセブン銀行カードローン

セブン銀行カードローンの公式キャプチャ
公式サイト https://www.sevenbank.co.jp/
金利 12.0~15.0%
利用限度額 10万円~300万円
※新規契約者は50万円まで
最低返済額 2,000円
申込条件 次の条件をすべて満たす方人
・セブン銀行口座を持っている個人
・契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の人
・一定の審査基準を満たし保証会社の保証を受けられる人
・外国籍なら永住者
金利引き下げ条件

セブン銀行ローンサービス(カードローン)は、以下のような利便性の高さで借り換え後便利に利用できるカードローンです。

  • スマホATMが利用できる
  • アプリで申し込みを完結できる
  • キャッシュカードで借り入れできる
  • キャッシュカードが届く前でもアプリで借り入れができる

スマホATMとは、アプリをカード代わりにATMからお金を借りる方法です。

セブン銀行以外に、スマホATMが利用できる銀行カードローンはほとんどありません。

アプリで申し込みから借り入れまで可能なため、カード到着前でも最短2営業日で借り入れできます。

セブン銀行ローンサービス(カードローン)は、新規契約者の利用限度額が50万円までのカードローンです。

借り換えに利用するなら、現在の借入残高が50万円以下かを確認してから申し込みましょう。使

最低返済額は2,000円なので、毎月2,000円以上返済している人に向いています。

セブン銀行口座からの振り替えなら1円単位で任意返済ができます。

余裕のあるときに少しでも返済を進めて、早く完済したい人はセブン銀行カードローンを選びましょう。

利便性の高い貸金業者のカードローンに借り換えたい人向けの商品3選

貸金業者のカードローンに借り換えたい人に適した商品を、3種類紹介します。

貸金業者で借りるメリットは、以下の通りです。

  • 即日融資にも対応できる
  • 借入方法や返済方法が多く利便性も高い

貸金業者のカードローンは金利が高めな傾向です。

しかし、一部のカードローンは平均的な金利である年18.0%よりも低い設定です。

貸金業者のカードローンの中には、最短即日融資に対応できる商品もあるのが特徴。

できるだけ早く借り換えたい人は、信販系や消費者金融のカードローンを選びましょう。

商品名 三井住友カードのカードローン プロミス JCB CARD LOAN FAITH
金利 1.5~15.0% 4.5~17.8% 4.4~12.5%
※1回払いは5.0%
利用限度額 10万円~900万円 1万円~500万円 500万円まで
※1回払いは5万円まで
最短審査時間 最短5分
※最短5分発行は、新規契約時点でのご利用枠は50万円でのお申込みとなります。
※最短5分発行 受付時間:9:00~19:30
最短3分
※お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。
最短当日
最低返済額 5,000円 1,000円 5,000円
申込条件 満20歳以上~69歳以下で安定収入のある人 年齢18~74歳で本人に安定した収入のある人
※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込いただけません。
20歳以上58歳以下で本人が勤めていて毎月安定した収入のある人
※個人の給与収入を示す書類をお持ちでない方(個人事業主の方など)は対象となりません。
学生、パート・アルバイトの方は対象となりません。
現在のお借入合計残高(住宅・自動車ローンは除く)が年収の3分の1を超えている方は対象となりません。

無利息期間を活用すれば利息を軽減して借り換え可能なプロミス

プロミス公式バナー
公式サイト https://cyber.promise.co.jp/
金利 4.5~17.8%
利用限度額 1万円~500万円
最短審査時間 最短3分
※お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。
最低返済額 1,000円
申込条件 年齢18~74歳で本人に安定した収入のある人
※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込いただけません。
※収入が年金のみの方はお申込みいただけません。

プロミスは上限金利が年17.8%で、貸金業者の一般的な金利よりやや低い設定なので、借り換えにも利用できます。

初めて利用する人は最大30日間無利息で借りられるサービスもあるので、無利息期間のうちに返済をすすめると利息を減らせます。
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。

プロミスは最短3分で審査が完了して、当日中に借りられる可能性もあります。

早めに審査結果を知りたい人は、プロミスでの借り換えを検討しましょう。

最低返済額は1,000円で、以下のように返済額が細かく設定されています。

借入残高 返済額
1万円~2万円 1,000円
3万円~5万円 2,000円
6万円~8万円 3,000円
9万円~11万円 4,000円
12万円~13万円 5,000円

借入額が多い返済負担も増えるため、現在の借入額だと返済額がいくらになるか確認してから申し込みましょう。

給与所得者なら低金利で借り換えられるJCB CARD LOAN FAITH

JCBFAITH
金利 4.400~12.500%
※1回払いは5.000%
利用限度額 500万円まで
※1回払いは5万円まで
最短審査時間 5,000円
最低返済額 最短当日
申込条件 20歳以上58歳以下で本人が勤めていて毎月安定した収入のある人
※個人の給与収入を示す書類をお持ちでない方(個人事業主の方など)は対象となりません。
学生、パート・アルバイトの方は対象となりません。
現在のお借入合計残高(住宅・自動車ローンは除く)が年収の3分の1を超えている方は対象となりません。

JCB CARD LOAN FAITHは、以下のような給与所得者なら、年12.5%と低金利で借りられる信販系カードローンです。

  • 正社員
  • 派遣社員
  • 出向社員

個人の給与収入を示す書類がない人や、パート・アルバイトは利用できません。

年齢制限も58歳までと、年齢の高い人は借りられない商品です。

貸金業者のカードローンなので、現在の借入残高が年収の3分の1を超えている人は融資の対象になりません。

JCB CARD LOAN FAITHでは、1回払いで返済できれば、金利が年5.000%です。

とはいえ借り換え目的で利用するなら、1回での返済は難しいと考えられます。

長期的に返済しても金利が最大で年12.500%なので、金利を下げられる可能性が高いです。

早ければ申し込み日当日に審査結果が分かり、最短3営業日でカードが受け取れます。

JCB CARD LOAN FAITHは、返済方法が以下の2種類から選べるのも特徴。

残高スライド元金定額払い 締切日の利用残高に応じて返済額が変動する
毎月元金定額払い 毎月一定の金額を返済する

返済を早く進めたい人は、借入残高に合わせて返済金額が決まる残高スライド元金定額払いを選びましょう。

毎月計画的に返済したいなら、毎月元金定額払いが向いています。

上限の金利が年15.0%!低金利で借りられる三井住友カード カードローン

三井住友カードのカードローン
金利 1.5~15.0%
利用限度額 10万円~900万円
最短審査時間 最短5分
※最短5分発行は、新規契約時点でのご利用枠は50万円でのお申込みとなります。
※最短5分発行 受付時間:9:00~19:30
最低返済額 5,000円
申込条件 満20歳以上~69歳以下で安定収入のある人

三井住友カード カードローンは、上限の金利が年15.0%と低金利で、借り換えで金利が引き下げられる可能性もある信販系カードローンです。

最短5分で審査結果を聞くには、9時~19時30分の間に利用枠50万円以下で申し込む必要があります。

借り換え目的で50万円以上借りると、審査に時間が必要です。

三井住友カード カードローンでは「適用利率引き下げサービス」を実施。

返済実績に応じて、翌年度の金利が年0.3%、最大で1.2%引き下げられます。

借り換えで長期的に返済を続けていると、より低い金利での返済が可能です。

返済を延滞すると金利引き下げが受けられないため、期日を守って素早く返済しましょう。

2022年3月31日までの申し込み限定で、1,500ポイントのVポイントプレゼント特典も適用。

借り換え目的で三井住友カード カードローンを利用するなら、キャンペーン期間中に申し込んで利息を軽減しましょう。

※2022年1月1日(日)~3月31日(金)までに申し込みを行い、最新(2022年度)の年収証明書を登録した方がキャンペーンの対象となります。
※詳しくはリンク先の公式サイトをご確認ください。

カードローンの借り換え先として低金利なろうきんも選べる

ろうきんのカードローンは低金利で、カードローンの借り換え先に向いています。

ろうきんは「はたらく人の福祉金融機関」と位置付けられている、営利を目的としない金融機関。

ろうきんの役割の中には「低利融資商品の提供」が含まれています。

低利な融資商品を提供すること
〈ろうきん〉は、営利を目的としない独自性を発揮し、住宅・自動車・教育・育児などの低利な融資商品を提供しています。
(引用元:ろうきんを知る│一般社団法人全国労働金庫協会

ろうきんを利用できるのは、会員のみです。

会員とはろうきんへ出資している団体に所属している人や、個人で出資している人を言います。

会員は、自分の住んでいる地域、または勤務先の地域にあるろうきんを利用する仕組みです。

ろうきんのカードローン一覧!利用できる地域の商品を確認しよう

全国のろうきんで扱われているカードローンを、一覧にして紹介します。

地域によって金利や借入限度額が異なるため、利用できる地域のカードローンを確認してください。

商品名 金利 利用限度額 最低返済額 申込条件
北海道ろうきん「マイプラン」 6.800~10.980% 300万円以内 5,000円 ・借入時に満65歳未満
・勤続年数が原則1年以上
・安定収入があり家計年収原則150万円以上
東北ろうきん「マイプラン」 6.000~6.400% 最高500万円 5,000円 ・申込時に満18歳以上満65歳未満
・勤続年数が原則1年以上(自営業者は3年以上)
・安定継続収入があり前年度税込年収150万円以上
中央ろうきん「マイプラン」
※団体会員のみ借り換えローンとして利用可能
7.075% 最高500万円 5,000円 ・申込時に満20歳以上で契約時に満65歳未満
・同一勤務先に1年以上勤務(自営業者は3年以上)
・安定継続収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
新潟ろうきん「マイプラン」 7.375~7.775% 最高300万円 5,000円 ・申込時に成人している住所不定ではない65未満の人
・勤続年数が1年以上
・安定継続収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
新潟ろうきん「ぱあとな~30」 7.375~7.775% 最高30万円 5,000円 ・労働組合に加入しているパート労働者
・申込時に成人している住所不定ではない65未満の人
・同一職場勤続年数が1年以上
・安定継続収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
長野ろうきん「マイプラン」 4.700~5.100% 500万円まで 5,000円 ・申込時に満18歳以上満65歳未満
・勤続年数が原則1年以上
・安定収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
静岡ろうきん「マイプラン」 4.275~9.275% 500万円以内 5,000円 ・申込時に満18歳以上満65歳未満
・同一職場勤続年数または同一居住地に居住している期間が1年以上
・安定収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
北陸ろうきん「Webマイプラン」 6.800~11.500% 100万円まで 5,000円 ・申込時に満20歳以上満65歳未満の勤労者
・安定継続収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証会社の保証を受けられる人
東海ろうきん「マイプラン」 3.900~8.550% 500万円まで 5,000円 ・申込時に満18歳以上で契約時に満65歳未満
・安定継続収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証会社の保証を受けられる人
東海ろうきん「ロッキー21」
「モバイルカードローン」
※一般勤労者専用
5.500~8.550% 50万円まで 5,000円 ・申込時に満18歳以上で契約時に満65歳未満
・同一職場勤続年数が1年以上
・安定継続収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
近畿ろうきん「Web完結型マイプラン」 6.000~7.900% 100万円まで 5,000円 ・申込時に満20歳以上満65歳未満
・同一職場勤続年数が1年以上
・安定収入があり前年度税込年収または家計年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
近畿ろうきん「スマートチョイス」
※会員組合員限定の借り換え、おまとめ専用ローン
3.900~5.500% 100万円まで 3,000円 ・申込時に満18歳以上満65歳未満
・同一職場勤続年数が1年以上
・安定収入があり前年度税込年収または家計年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
中国ろうきん「マイプラン」 5.375~10.075% 500万円まで 5,000円 ・申込時に満18歳以上満65歳未満
・安定継続収入があり家計年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
四国ろうきん「マイプラン」 6.025(別途保証料0.800~1.200%)~11.600% 300万円まで 5,000円 ・満18歳以上
・勤続年数が1年以上
・年収が150万円以上
四国ろうきん「Rプラン300」 4.300%(別途保証料0.800~1.200%) 100万円以上300万円まで 15,000円 ・満18歳以上
・勤続年数が1年以上
・年収が150万円以上
・マイプラン未契約
・四国ろうきん指定の商品を利用
四国ろうきん「Rプラン500」 3.700%(別途保証料0.800%) 300万円超500万円以内 50,000円 ・満18歳以上
・勤続年数が5年以上
・労働組合員、管理職、職域生協組合員
・年収が500万円以上
九州ろうきん「マイプラン」 9.000% 500万円以内 5,000円 ・九州ろうきんの間接構成員
・申込時に満18歳以上満65歳未満
・勤続年数が1年以上
・安定収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
九州ろうきん「マイプラン」 9.000% 500万円以内 5,000円 ・九州ろうきんの間接構成員
・申込時に満18歳以上満65歳未満
・勤続年数が1年以上
・安定収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
九州ろうきん「マイプラン-Beサイド-」 11.000% 500万円以内 5,000円 ・生協組合員または勤労者
・申込時に満20歳以上満60歳未満
・勤続年数が1年以上
・安定継続収入がある人
・保証機関の保証を受けられる人
沖縄ろうきん「マイプラン」 5.100~8.600% 500万円以内 5,000円 ・申込時に満18歳以上満65歳未満
・同一職場勤続年数が1年以上
・安定収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人
沖縄ろうきん「Qカードみらい」 3.200~5.400% 500万円以内 4,000円 ・申込時に満18歳以上最終返済時に満76歳未満
・同一職場勤続年数が1年以上
・安定収入があり前年度税込年収150万円以上
・保証機関の保証を受けられる人

 
ろうきんのカードローンは低金利ですが、条件は厳しめ。

前年度の年収が150万円以上、勤続年数1年以上でなければ、借り入れできません。

多くのろうきんで、給与振込や公共料金の引き落としといった取引に応じて金利の引き下げが受けられます。

金利の引き下げが受けられる取引の例は、以下の通りです。

  • 公共料金自動振替指定
  • ろうきんUCカード契約
  • 指定の財形や預金の契約
  • 給与振込
  • 年金振込
  • ダイレクトバンキングの契約

ろうきんのカードローンは借り換えに使えますが、負債整理金としては使えません。

負債整理金とは、複数の借り入れがあり返済できない状態になったときに、借り入れを整理する目的で利用するお金です。

法的な手段を用いて借り入れを整理する際の資金や、弁護士に依頼する費用として利用できます。

ろうきんのマイプランで借り換えするなら会員資格が必要

ろうきんで借り換えするなら、会員資格を持っていなければいけません。

ろうきんの会員には、以下の3種類があります。

  • ろうきんに出資している労働組合の組合員
  • ろうきんと提携している生活協同組合の組合員
  • 個人で出資金を支払って入会する個人会員

職場の労働組合がろうきんに出資している人や、ろうきんと提携している生活協同組合の組合員になっている人は、特別な手続きなくろうきんを利用できます。

団体に所属していなくても、個人会員としての入会が可能。

個人で出資金を支払って入会する際の出資金は、1,000円程度です。

ろうきんのカードローンを利用したい人は、以下の手順で手続きしましょう。

  1. 出資金を支払ってろうきんに加入する
  2. 現在利用しているカードローンの借入残高を確認する
  3. 必要な金額で申し込む
  4. 審査に通ったら借り入れする
  5. 借りたお金で現在のカードローンを完済する
  6. 完済したカードローンを解約しろうきんで返済を続ける

カードローンの借り換えとは?現在の借入先から他社に乗り換える方法

カードローンの借り換えとは、現在利用しているカードローンから別のカードローンに乗り換える方法です。

借り換えの例を確認しましょう。

借り換えの方法 メリット
A社からB社へ借り換える ・金利を下げられる
・月々の返済額を減らせる
A、B、C社の借り入れのうちA社分のみD社へ乗り換える ・金利が高いカードローンを選んで金利を下げられる
・返済額が高いカードローンを選んで月々の返済額を減らせる
A、B2の社からC社へ乗り換える ・返済日を付き2回から1回にできる
・返済額を減らせる

複数の借り入れをまとめるおまとめローンと借り換えローンの違い

カードローンの借り換えと似た方法に、複数の借り入れのある人が借り入れを1つにまとめるおまとめローンがあります。

おまとめローンと借り換えローンの違いは、以下の通りです。

ローンの種類 借り換え方 追加の借り入れ
借り換えローン カードローンから別のカードローンに乗り換える
おまとめローン 複数のカードローンからおまとめ専用の商品に乗り換える

借り換えローンはカードローンに乗り換えるので、追加の借り入れも可能です。

おまめローンは追加の借り入れができない商品で、計画的な返済ができます。

今よりも金利や返済額の条件をよくしたい人は借り換え、負担を減らして返済に集中したい人にはおまとめローンがおすすめです。

貸金業者カードローンで借り換えるなら総量規制の対象!おまとめローンなら対象外

カードローンの借り換え先には、主に以下の3つがあります。

  • 銀行カードローン
  • 信販系カードローン
  • 消費者金融カードローン

銀行カードローン以外は貸金業者のカードローンに分類され、貸金業法に従わなければいけません。

貸金業法では年収の3分の1を超える融資が制限されており、その基準を超える借り入れは総量規制対象外となります。

Q2-1.総量規制とは何ですか?
A2-1.借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です
(引用元:貸金業法Q&A│金融庁

カードローンからカードローンに借り換えると、年収の3分の1を超える融資は受けられません。

おまとめローンなら、年収の3分の1超の借り入れをしていても借りられる可能性があります。

複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。
(引用元:2 総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります│日本貸金業協会

「顧客に一方的有利となる借換え」と認められるための条件に、「段階的に残高を減らす」という要件があります。

追加融資が受けられるカードローンは、借り換え目的でも要件を満たしていません。
参考: 2 総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります│日本貸金業協会

返済総額が減る可能性も!カードローンを借り換える3つのメリット

カードローンを借り換えるメリットは、以下の3つです。

借り換えによって、返済しやすくなる可能性もあります。

  • カードローンを借り換えると金利が下がる可能性もある
  • カードローンの借り換え先によっては利便性が高くなる
  • 複数の借入先がある人は借り換えれば返済管理が楽になる

カードローンを借り換えると金利が下がる可能性もある

現在のカードローンよりも金利が低いカードローンを選んで借り換えれば、金利が下がる可能性もあります。

金利が下がると、以下のような効果も期待可能です。

  • 返済総額が減る
  • 返済期間が短くなる

利息は金利によって決まる仕組みで、金利が下がると利息も減ります。

金利の違いによる返済額の差を確認しましょう。

金利 年18.0% 年14.5%
借入金額 100万円 100万円
返済回数 12回 12回
利息総額 100,200円程度 80,300円程度

参考:E-LOAN │カードローンのかんたん返済額シミュレーション

借入額や返済回数は同じでも、金利が高いカードローンの利息は高くなります。

返済総額が減れば、返済回数が減る可能性もあります。

カードローンの借り換え先によって返済時の利便性が高くなる

カードローンの借り換え先によって、利便性が高くなる可能性もあります。

便利になる可能性があるのは、以下のような点です。

  • 対応している借入方法や返済方法が増える
  • 振込融資に対応できる時間が長くなる
  • 利用できる提携ATMが増える
  • アプリが使いやすくなる

対応している借入方法や返済方法は、カードローンによって違います。

例えば中小消費者金融を利用していると、借入方法が振り込みに限られるケースも。

大手消費者金融に借り換えれば、以下のような借入方法が選べます。

  • 振り込み
  • 提携ATM
  • 自社ATM
  • スマホATM

利用できる提携ATMが増えれば、より便利な場所で返済できます。

お金借りるアプリの利用ができると、利用明細をスマホでチェック可能です。

アプリを利用してATMで返済できるスマホATMに対応している借入先なら、カードを持ち歩かずに返済できます。

複数の借入先がある人は借り換えれば返済管理が楽になる

複数のカードローンを利用している人は、1社に借り換えれば返済管理が楽になります。

A、B社から借り入れをしていると、月に2回返済しなければいけません。

2社の返済額が違えば、「A社には4,000円、B社には2,000円」といった管理も必要です。

借入先が1社になれば、月に1回だけ返済すれば済みます。

返済額が一定になる上に、2社合わせて6,000円だった返済額が減るケースも。

例えばアコムとアイフルで50万円ずつ借りていると、返済額はどちらも13,000円で計26,000円の返済が必要です。

三井住友銀行のカードローンに借り換えると、15,000円の返済で済みます。

より返済しやすい条件に変更も可能です。

借り換えローンの審査に通らなければならない!カードローンを借り換えるデメリット3つ

カードローンの借り換えには、以下のようなデメリットもあります。

デメリットも理解して、自分の希望に合う借り換え先を選びましょう。

  • 借り換えローンの審査に通らなければカードローンの借り換えはできない
  • 金利が下がったのに返済総額が増える可能性もある
  • 現在のカードローンと返済の仕組みが違い難しく感じるケースもある

審査に通らなければカードローンの借り換えはできない

借り換え先に選んだカードローンの審査に通らなければ利用できません。

借り換え目的でも、カードローンに申し込めば審査があります。

カードローンの審査で特に重視されるのは、借りたお金を返す返済能力です。

借り換えでカードローンを利用するときは、すでに借入残高がある状態で審査を受けなければなりません。

借入残高が多いと返済に回せるお金に余裕がないと思われ、審査で不利になる可能性も。

カードローンを借り換えたくても、常に借り換えに成功するわけではありません。

借り換えの審査に通るには、以下のような対策をしましょう。

  • 借入額が多い人は返済を進めて減らしてから申し込む
  • 借入件数が多い人は借入件数を2件までに減らす

カードローンに借り換えるときは、借入額が年収の3分の1を超えると審査に通りません。

借入額が年収の3分の1に近い人は、借入残高を低くしてから申し込みましょう。

借入件数が多いと、返済に回せるお金がないと判断されます。

借入額が少ない借入先を優先して返済し、借入件数を2件まで減らしましょう。

借り換え先で月々の返済額が低いと金利が下がったのに返済総額が増える可能性もある

借り換え先のカードローンで月々の返済額が低いと、金利が下がったのに返済総額が増える可能性もあります。

例えば年18.0%で10万円借り、月々4,000円返済している人を例に、借り換え後の返済総額を比較しましょう。

金利 月々の返済額 返済総額
年18.0% 4,000円 20,700円程度
年14.5% 4,000円 16,500円程度
年14.5% 2,000円 33,800円

参考:E-LOAN │カードローンのかんたん返済額シミュレーション

年18.0%のカードローンから年14.5%のカードローンに借り換えたとき、返済額が同じ4,000円なら低金利のカードローンの方が返済総額は少なくなります。

年14.5%のカードローンでも返済額が2,000円なら、年18.0%のカードローンよりも返済総額が増える結果に。

カードローンの借り換えでは、金利が下がれば返済総額が下がるとも限りません。

返済総額を下げるなら、金利と返済額に注目する必要があります。

事前に返済シミュレーションも活用して、返済総額が下がるよう返済額を設定しましょう。

現在のカードローンと返済の仕組みが違い難しく感じるケースもある

カードローンの返済日や返済方法は商品ごとに異なるため、借り換えると仕組みが変わって難しく感じるケースも。

例えば大手消費者金融で借りていた人が銀行カードローンに借り換える仮定します。

カードレスでアプリを利用して返済するスマホATMが利用できなくなるため、不便に感じます。

PayPay銀行カードローンやセブン銀行カードローンといった一部のカードローンを除いて、銀行カードローンはスマホATMに対応していません。

以前のカードローンでは返済日が選べたのに、新しいカードローンでは選べないケースも見られます。

借り換え先のサービスや返済方法が今より不便でないかも、事前に確認してください。

カードローンを借り換えるべき人は?返済が負担なら借り換えを検討

カードローンの借り換えは、カードローンの利用者全員にすすめられるものではありません。

借り換えるべき人と、借り換える必要のない人がいます。

借り換えるべき人 ・現在のカードローンの金利が高い
・現在のカードローンの返済額が高い
・現在のカードローンの使い勝手が悪い
借り換える必要のない人 。借入額が10万円~20万円と少ない
・返済を負担だと感じていない
・現在のカードローンの金利が低い

それぞれの特徴を紹介するので、自分はどちらに当てはまるか確認してください。

カードローンを借り換えるべき人は金利や返済額を負担に感じている人

カードローンを借り換えるべき人の特徴は、以下の通りです。

  • 現在のカードローンの金利が高い
  • 現在のカードローンの返済額が高い
  • 現在のカードローンの使い勝手が悪い

現在のカードローンの金利や返済額が高いと、返済が負担になります。

返済が厳しいと感じているなら、借り換えを検討しましょう。

返済は厳しくなくても、現在利用しているカードローンの使い勝手が悪いなら、借り換えた方がスムーズに利用できる可能性もあります。

借入総額が少ない人や金利が低いカードローンを利用している人は借り換える必要なし

カードローンを借り換える必要がない人の特徴は、以下の通りです。

  • 借入額が10万円~20万円と少ない
  • 返済を負担だと感じていない
  • 現在のカードローンの金利が低い

借入額が10万円から20万円と少ないと、借り換えても利息を軽減する効果は大きくありません。

例えば借入額10万円の人が金利年18.0%のアイフルから年17.8%のプロミスに借り換えたとき、返済総額は以下の通りです。

借入先 プロミス アイフル
返済額 4,000円 4,000円
返済回数 25回 25回
利息総額 20,100円程度 20,700円程度

参考:E-LOAN │カードローンのかんたん返済額シミュレーション

節約できる利息は600円程度で、手間をかけて借り換えてもあまり効果は期待できません。
返済を負担に感じていない人も、借り換えは不要です。

カードローンを借り換えるには、新たな借入先選びや申し込みに手間がかかります。

手間をかけて借り換えるだけの効果がないなら、今のカードローンを続けて利用しましょう。

現在のカードローンの金利が年14.5%より低い人は、借り換えても利息を軽減できる可能性が低いです。

金利が低い傾向の銀行カードローンでは金利年14.5%前後。

借り換えても金利が下がらなければ、借り換える意味がありません。

カードローンの借り換え先を選ぶなら目的に合わせる!注目したい5つのポイント

カードローンの借り換え先を決めるなら、現在のカードローンの何を改善したいか、目的に合わせて選ぶ必要があります。

以下の5つのポイントをチェックして、納得できる借入先を見つけましょう。

  • 金利の高さが負担な人は上限金利と借入額別の金利
  • 月々の返済額が高く苦しい人は借入額別の返済額
  • 現在の借入額が高額の人は利用限度額
  • 複数の借り入れがある人はカードローンよりもおまとめローン
  • 普段から取引している銀行がある人は取引先のカードローン

金利の高さが負担なら上限金利と借入額別の金利に注目して借り換え先を選ぶ

現在のカードローンで金利の高さに負担を感じている人は、金利に注目して借り換え先を選びましょう。

カードローンの金利は、商品ごとに定められている金利の範囲で審査によって決まる仕組み。

記載されている上限金利よりも高い金利は適用されません。

現在のカードローンより上限金利が低ければ、借り換えによって金利を引き下げられます。

現在のカードローンの金利が低めな人は、借入額別の金利もチェックしましょう。

多くの銀行カードローンで、借入限度額によって金利が決まっています。

イオン銀行カードローンを例に、借入限度額と金利の決まり方を確認しましょう。

借入限度額 金利
10~90万円 11.8~13.8%
100~190万円 8.8~13.8%
200~290万円 5.8~11.8%
300~390万円 4.8~8.8%
400~490万円 3.8~8.8%
500~590万円 3.8~7.8%
600~790万円 3.8~5.8%
800万円 3.8%

上限を超える金利は設定されないので、金利に幅があるときは上限の金利を比較しましょう。

例えば現在200万円借りている人が借り換えたときの上限金利は、11.8%です。

今利用しているカードローンの金利が11.8%より高ければ、借り換えで金利を引き下げられます。

月々の返済額が高く苦しいなら借入額別の返済額をチェックする

現在の返済額が高いと感じているなら、借り換え先カードローンの返済額をチェックしましょう。

返済額は借入残高によって決まる仕組み。

新しいカードローンに借り換えたとき、返済額がいくらになるか確認して比較しましょう。

イオン銀行カードローンを例に、返済額を紹介します。

前月末日の借入残高 約定返済額
3万円以下 1,000円
3万円超5万円以下 2,000円
5万円超10万円以下 3,000円
10万円超20万円以下 5,000円
20万円超50万円以下 10,000円
50万円超100万円以下 15,000円
100万円超150万円以下 25,000円
150万円超200万円以下 30,000円

例えば現在の借入残高が300万円の人は、月々の返済額が3万円です。

現在の借入先と比較して、返済額が下がるなら借り換えましょう。

現在の借入額が高額の人は借りたい金額が借りられるか利用限度額も見る

現在の借入額が高額の人は、借り換えたいカードローンの利用限度額がいくらか、確認しましょう。

例えばセブン銀行ローンサービス(カードローン)では、新規契約者の利用限度額が50万円までです。

100万円借りている人が借り換えようと思っても、限度額が足りません。

借りたい金額に合わせて、借り換え先を選びましょう。

複数の借り入れがある人はカードローンよりもおまとめローンを選ぶ

複数の借り入れがある人は、以下の理由でカードローンよりもおまとめローンの方が向いています。

  • 借入件数が3件以上あるとカードローンの審査に落ちやすい
  • 借入総額が高すぎると総量規制の関係でカードローンが利用できない

借入件数が3件以上あると、返済できる余裕がないと判断される傾向です。

おまとめローンは複数の借り入れがある人の利用を前提としているため、借入件数はカードローンの審査ほど審査結果に影響を与えません。

複数の借り入れがあると、借入総額も高くなります。

借入総額が高すぎると総量規制の影響で、カードローンの審査に通りません。

おまとめローンでは追加融資を受けられませんが、返済が苦しいなら借り入れをまとめて返済に集中しましょう。

普段から取引している銀行で申し込めば金利が優遇されるカードローンもある

普段から取引している銀行のカードローンを選べば、金利が優遇されるケースもあります。

例えばりそな銀行やみずほ銀行のカードローンは、住宅ローンを利用していると金利の引き下げを受けられるのが特徴です。

地方銀行では取引内容が多いほど金利が優遇される商品も見られます。

普段から取引している銀行があるなら、利用先の銀行カードローンもチェックしましょう。

給料振込者専用!低金利で借りられる百五マイカードエクセレント

百五マイカードエクセレントは百五銀行が発行するカードローンです。

給与振込をしている人専用のカードローンで、金利が年7.475%と低金利。

通帳に給与として月5万円以上の入金をしている人が、利用できます。

以下の条件を満たすと、さらに金利が引き下げられるのも特徴です。

  • 住宅ローンも利用していると金利が年4.725%になる
  • 子育て応援プランに申し込めば金利が年1.000%引き下げられる

子育て応援プランとは、子どもが一人立ちするまで保護者を支援する目的のプラン。

22歳未満の子どもを育てていて、子ども名義の普通預金口座を開設すれば適用されます。

すべての条件を満たすと、3.725%の低金利で借入可能。

利用限度額は50万円~500万円で、500万円は住宅ローン利用者のみ選べます。

住宅ローンを利用していない人は、上限が300万円までです。

取引内容が多いほど金利が優遇される北陸銀行カードローン スーパーNOW

北陸銀行カードローン スーパーNOWは、金利が年1.900~14.600%のカードローンです。

無料で利用できる「ほくぎんポイント倶楽部」に登録していると、最大で金利が年3.000%引き下げられます。

以下のように取引内容に応じてポイントが付与され、ポイント数によって金利引き下げの範囲が決まる仕組み。

取引内容 ポイント
5万円以上の給与振込または公的年金の利用 500
学割サービス 500
5万円未満の給与振込 400
カードローンの利用 200
住宅ローンまたは住宅金融支援機構の利用 500
公共料金自動支払を2項目以上利用 100
ほくぎんダイレクトAを契約 100
財形・積立定期預金・積立投信を利用 100
指定のクレジットカードまたはデビットカードを契約 100
マル優またはマル特を契約 100
個人預かり資産 金額に応じて100~700ポイント

ポイント数による金利の引き下げ幅は、以下の通りです。

ポイント数 引き下げられる金利
600以上900未満 年0.500%
900以上1,200未満 年1.000%
1,200以上 年3.000%

北陸銀行との取引が多い人ほど、金利が優遇されます。

カードローンの借り換えで金利が下がると返済総額が減る!シミュレーションで確認

カードローンの借り換えで金利が下がると利息が減り、返済総額も減らせます。

どの程度返済総額が減らせるのか、金額別にシミュレーションで確認しましょう。

借入前の金利を消費者金融カードローンの一般的な金利である年18.0%として、シミュレーションした結果を紹介します。

借り換え先は以下の内容で試算しました。

  • りそな銀行カードローンの13.5%
  • ろうきんの平均的な金利8.0%

参考:E-LOAN │カードローンのかんたん返済額シミュレーション

借入残高100万円の人がカードローンを借り換えたときのシミュレーション結果

借入残高100万円の人がカードローンを借り換えたら、支払う利息が以下のように変わります。

返済期間 1年 3年 5年
年18.0%の消費者金融カードローン 100,200円程度 301,500円程度 523,600円程度
年13.5%のりそな銀行カードローン 74,600円程度 221,700円程度 380,600円程度
年8.0%のろうきんカードローン 43,900円程度 128,100円程度 216,600円程度

返済期間が長くなるほど、利息は高くなる仕組み。

金利が違うと、返済負担が大きく違います。

借入残高200万円の人がカードローンを借り換えたときのシミュレーション結果

借入残高が200万円の人について、シミュレーション結果を確認しましょう。

返済期間 1年 3年 5年
年18.0%の消費者金融カードローン 200,300円程度 603,000円程度 1,047,200円程度
年13.5%のりそな銀行カードローン 149,200円程度 443,400円程度 761,200円程度
年8.0%のろうきんカードローン 87,700円程度 256,200円程度 433,200円程度

年18.000%のカードローンでは、返済期間が5年になると利息が100万円を超えます。

年8.000%のカードローンに借り換えると、利息が半分以下で済む計算です。

借入残高300万円の人がカードローンを借り換えたときのシミュレーション結果

借入残高が300万円だと、シミュレーション結果は以下の通りです。

返済期間 1年 3年 5年
年18.0%の消費者金融カードローン 300,500円程度 904,500円程度 1,570,800円程度
年13.5%のりそな銀行カードローン 223,900円程度 665,000円程度 1,141,800円程度
年8.0%のろうきんカードローン 131,600円程度 384,300円程度 649,700円程度

年13.500%のカードローンでも、返済期間が5年になると利息が100万円を超えます。

年8.000%のカードローンなら、利息が65万円程度で済む計算です。

借入残高400万円の人がカードローンを借り換えたときのシミュレーション結果

借入残高が400万円になると、利息も高額になります。

返済期間 1年 3年 5年
年18.0%の消費者金融カードローン 400,600円程度 1,206,000円程度 2,094,400円程度
年13.5%のりそな銀行カードローン 298,500円程度 886,700円程度 1,522,300円程度
年8.0%のろうきんカードローン 175,400円程度 512,400円程度 866,400円程度

金利が年13.500%でも、返済期間が5年になると利息が100万円を超えました。

年8.000%なら、87万円程度の返済で済みます。

借入残高500万円の人がカードローンを借り換えたときのシミュレーション結果

借入残高が500万円の人は、シミュレーション結果が以下のようになりました。

返済期間 1年 3年 5年
年18.0%の消費者金融カードローン 500,800円程度 1,507,400円程度 2,618,000円程度
年13.5%のりそな銀行カードローン 373,100円程度 1,108,300円程度 1,902,900円程度
年8.0%のろうきんカードローン 219,300円程度 640,600円程度 1,082,900円程度

年18.000%のカードローンで500万円を5年間借りると、元金の半額程度利息を支払う必要があります。

金利が低いと、返済総額が抑えられる結果となりました。

カードローンの借り換えで返済負担を減らすコツは追加返済の実施

カードローンの借り換えでは、金利が低くなったのに返済総額が増えるケースもあります。

低金利のカードローンへ借り換えして返済負担を減らすなら、追加返済を実施しましょう。

具体的なケースを例に、返済負担の減らし方を紹介します。

月々の返済額によっては金利下がったのに返済総額が増えるケースもある

月々の返済額が少ないと、金利が下がったのに返済総額が増えるケースも見られます。

200万円借入残高のある人が、アイフルからみずほ銀行カードローンに借り換えたときを例に、シミュレーションしましょう。

返済額は最低返済額で、返済ルール通りに返済したと仮定して試算しました。

商品 アイフル 三井住友銀行のカードローン
金利 15.0% 年12.0%
月々の返済額 36,000円 25,000円
返済回数 96回 162回
総返済額 1,434,400円程度 2,043,500円程度

返済金額が低い三井住友銀行のカードローンでは、最低返済額で返済すると利息がアイフルの2倍以上になりました。

返済総額を増やさないためには追加返済がコツ

返済総額を減らすには、以下のような方法による追加返済を併用しましょう。

  • 毎回の返済額を増やす
  • 決められた返済日以外に返済する

三井住友銀行のカードローンで月々の返済額を増やしたら利息はどうなるか、シミュレーションして紹介します。

商品 アイフル 三井住友銀行のカードローン 三井住友銀行のカードローン
金利 15.0% 年12.0% 12.0%
月々の返済額 36,000円 30,000円 36,000円
返済回数 96回 111回 82回
総返済額 1,434,400円程度 1,312,200円程度 933,910円程度

アイフルより月々6,000円少ない負担でも、返済総額を減らせます。

アイフルと同じ返済額で返済を続けると、50万円程度利息の節約が可能です。

月々の返済額を増やすと、金利が低いメリットを活かせます。

カードローンの借り換え審査のポイント4つ!現在の借入状況も関係する

カードローンの借り換え審査では、以下ポイントがチェックされます。

  • 借り換え後に返済できるだけの安定収入が必要
  • 安定収入を証明するために在籍確認ができなければいけない
  • 現在の借入額が高すぎると審査に通りにくい可能性がある
  • 返済に延滞があると借り換え先の審査に通らない

借り換え目的でも、審査内容は初めてカードローン審査を受けたときと同じです。

審査では返済能力を確認していて、特に銀行カードローンは自主規制によって審査を厳しく実施します。

年収証明書や自ら保有するお客さまの情報等によって、お客さまの収入
状況や返済能力をより正確に把握することに努める。
信用情報機関の情報等を活用するなどして、自行・他行カードローン、貸金
業者の貸付を勘案して返済能力等を確認するよう努める。
(引用元:銀行カードローンに関する全銀協の取組みについて│一般社団法人全国銀行協会

信販系カードローンや消費者金融カードローンは、貸金業法に従って審査を実施しています。

第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
(引用元:貸金業法│e-GOV法令検索

借り換え後に返済できるだけの安定収入が必要

借り換えの審査では、借りた後に返済できるだけの安定収入があるか確認されます。

安定収入があるとは、以下の状態です。

  • 毎月決まって収入を受け取っている
  • 収入額が大きく変動せず安定している

現在カードローンを利用している人は、返済能力があると判断され、1度審査に通っています。

状況が変わっていなければ、新たな借入先でも安定収入があると認めてもらえる可能性は高いです。

転職した人や給与が下がった人は、安定性が下がったとみなされます。

転職した人は勤続年数が半年を超えるまで待って申し込むと、審査に通る可能性が高まります。

給与が下がった人は、給料が元に戻るまで借り換えの申し込みを待ちましょう。

安定収入を証明するために在籍確認ができなければいけない

安定収入があると証明するには、在籍確認ができなければいけません。

消費者金融カードローンは原則在籍確認なしで利用できるものもあります。

銀行カードローンはごく一部を除いて在籍確認なしのカードローンに対応していません。

在籍確認とは、申し込みの際に入力した職場で本当に働いているか、電話で確かめる方法です。

現在利用中のカードローンで在籍確認を受けた人は、同じ流れで連絡があります。

銀行カードローンの在籍確認は個人名または銀行名で電話がかかってきます。

職場にかかってきた電話に出ると在籍確認が終了する流れ。

自分で電話を取れなくても、同僚が「本日は休み」「席を外している」と対応すれば在籍確認は完了です。

主な銀行の在籍確認時の対応を確認しましょう。

銀行名 在籍確認の対応
楽天銀行 非通知設定・担当者の個人名で連絡
※社名を尋ねられたら「楽天銀行の○○(担当者名)」と回答
イオン銀行 個人名で連絡
※社名を尋ねられたときや利用者から要望があればイオン銀行と回答
りそな銀行 個人名で連絡
ソニー銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
三菱UFJ銀行
auじぶん銀行 原則銀行名で連絡
※個人名での連絡も可能

セブン銀行ローンサービス(カードローン)は、原則在籍確認を実施していません。

銀行から電話がかかってきたとしても、「口座開設の確認」「銀行が発行しているクレジットカードを作る」と言い訳すれば、怪しまれず済みます。

年収に対して現在の借入額が高すぎると審査に通りにくい可能性がある

年収に対して現在の借入額が高すぎると、返済能力がないと判断され審査に通らない可能性があります。

信販系カードローンや消費者金融カードローンでは、総量規制によって年収の3分の1を超える融資が認められません。

銀行カードローンでも、総量規制の趣旨をふまえて利用限度額が設定されます。

貸金業法の総量規制の趣旨を踏まえた極度設定(当該規制との差分説明)
(引用元:銀行カードローンに関する
全銀協の取組みについて│一般社団法人全国銀行協会

総量規制では、既存の借入残高と新たな借り入れを合わせて年収の3分の1以内におさめなければなりません。

Q1 1社からの借入れが、年収の3分の1を超えなければよいのですか。全ての借入れの合計が年収の3分の1を超えないことが必要ですか?
A1 全ての貸金業者からの借入れの合計が、年収の3分の1以内であることが必要です。
(引用元:1 お借入れは年収の3分の1までです│日本貸金業協会

カードローンを借り換える人は、すでに借入残高がある状態で新たなカードローンに申し込みます。

年収の3分の1以内におさまっていない人は、返済を進めて借入残高が減ってから申し込みましょう。

返済に延滞があると借り換え先の審査に通らない

以下の借り入れで返済に延滞があると、借り換え先のカードローン審査に通りません。

  • 現在利用中のカードローン
  • クレジットカードのショッピング
  • クレジットカードのキャッシング
  • ローン全般
  • 分割払いの契約で支払っている商品代

今借りているお金が返せない状態では、返済能力があると認められないため、審査通過は難しいです。

カードローンの審査では、信用情報が照会されます。

貸金業者は、個人の顧客と貸付けの契約を結ぶ際には、指定信用情報機関が保有する顧客の信用情報を利用しなければなりません。
(引用元:4 お借入れすると、借入れ金額などの情報が信用情報機関に提供されます│日本貸金業協会

信用情報とはローンやクレジットの取引内容を、客観的に表した情報です。

長期延滞や債務整理といった、返済上のトラブルを起こした情報が記録されている人は、審査に通りません。

申し込みの際に正しく入力しなくても、信用情報を照会すれば返済上のトラブルがすぐ分かります。

嘘をつくと審査通過が難しくなるので、正しい内容で申し込みしましょう。

カードローンの借り換えで審査の甘い借り換え先はない!通過するための対策

カードローンの借り換えで、審査の甘い借り換え先は存在しません。

審査に通過したいなら、以下のような対策をして審査に臨みましょう。

  • 現在の借入状況を確かめてから審査に申し込む
  • 勤続年数が短い人は半年程度待ってから申し込む
  • 借入額が年収の3分の1に近い人は返済を進め残高が減ってから申し込む

現在の借入状況を確かめてから審査に申し込む

カードローンの借り換え審査に通るには、現在の借入状況を確かめてから申し込みましょう。

申し込みの際には、現在の借入残高や借入件数を入力しなければいけません。

借入総額や借入件数を間違えると、以下の理由で審査に不利です。

  • 借入総額や借入件数を誤魔化して借りようとしていると判断される
  • 返済管理ができないと疑われる

借入総額や借入件数を少なく記入すると、審査に通りたくて誤魔化していると判断される可能性も。

カードローンは信用を元に融資を受ける商品で、信用できないと思われれば審査に通りません。

嘘を疑われなくても、融資をしても返済管理ができないと思われる可能性もあります。

勤続年数が短い人は半年程度待ってから申し込む

就職や転職直後で勤続年数が短い人は、半年程度待ってから申し込みましょう。

借り換えでカードローンを利用するときは、借入残高がある分慎重に審査が実施されます。

勤続年数が短いと、すぐに仕事を辞めるのではないかと判断される可能性も。

就職や転職してから半年程度待って申し込むと、収入が安定していると思われ、審査に通る可能性を高められます。

半年待つのが難しい人は、最低でも3ヶ月程度待ってから申し込みましょう。

借入額が年収の3分の1に近い人は返済を進め残高が減ってから申し込む

借入額が年収の3分の1に近い人は、返済を進めてから申し込みましょう。

カードローンの融資額は年収の3分の1を目安にしていて、借入額が多いと審査に通りません。

審査では、申込時の借入額と新たに融資する金額を合計して、年収の3分の1におさまるか確認します。

例えば現在100万円の借り入れがある人は、新たな借入先でも100万円借りなければ今の借入額を完済できません。

新たなカードローンの審査では、借入額が200万円として計算されます。

200万円借りるには、年収が600万円なければいけません。

借入額が年収の3分の1よりも少なくなければ、審査通過は難しいです。

カードローンを借り換える流れ!まずは借入状況を整理する

カードローンを借り換える流れは、以下の通りです。

  1. 現在の借入状況を整理して借入額や希望の金利をはっきりさせる
  2. 借り換え先として利用したいカードローンを選ぶ
  3. 希望のカードローンに申し込んで審査を受ける

いきなり借り換え先を探すのではなく、現状の整理から始めましょう。

現在の借入状況を整理して借入額や希望の金利をはっきりさせる

カードローンを借り換えるときには、現在の借り入れ状況を整理して以下の点をはっきりさせましょう。

  • 借入総額
  • 現在の金利
  • 月々の返済額

借入総額の確認は、必要な金額の調査とあわせて、審査落ちを避けるためにも効果的です。

金利がわかっていなければ、今よりも金利の低いカードローンが選べません。

月々の返済額を確認すれば、今よりも負担を減らすか今のままでいいか判断する材料になります。

自分の借入状況がわからない人は、会員サービスで確認しましょう。

借り換え先として利用したいカードローンを選ぶ

借入状況を確認したら、希望を元に借り換え先として利用したいカードローンを選びましょう。

金利が負担な人 今より金利が下がる商品
返済額が負担な人 今より返済額の少ない商品

候補は1つだけではなく、複数選んでから借入先を絞ると、より希望に合う借り換えが可能です。

借り方や返し方を比較して、自分に合う商品を選びましょう。

希望のカードローンに申し込んで審査を受ける

借り換えたいカードローンを選んだら、申し込んで審査を受けます。

申し込みの流れは、はじめてカードローンを利用したときと同じです。

  1. 必要事項を入力して申し込む
  2. 本人確認書類を提出する
  3. 在籍確認に対応する
  4. 審査結果連絡を待つ
  5. 審査に通っていれば現在の借入残高を完済できる金額分借り入れする

借りたお金で、現在のカードローンを完済します。

完済した後はカードローンを解約して、以前の借入先から追加融資を受けられない状況にしましょう。

カードローンの借り換え以外に返済負担を減らす方法3つ

カードローンの借り換え以外に返済負担を減らす方法は、以下の3つです。

  • 身内に借りて現在の借り入れを完済する
  • 借入先に交渉して返済額を減らしてもらう
  • 繰り上げ返済を行って返済総額を減らす

借り換えの審査に落ちてカードローンが借り換えられなかったときには、できる方法を試しましょう。

身内に借りて現在の借り入れを完済する

身内に頼れる人がいるなら、現在のカードローン返済用のお金を借りて、完済しましょう。

カードローンを利用すると、利息が必要です。

身内に借りれば利息なし、または少額の利息で貸してもらえるでしょう。

返済の取り決めをせずにお金を借りると、贈与とみなされて税金がかかります。

しかし、その借入金が無利子などの場合には利子に相当する金額の利益を受けたものとして、その利益相当額は、贈与として取り扱われる場合があります。
なお、実質的に贈与であるにもかかわらず形式上貸借としている場合や「ある時払いの催促なし」または「出世払い」というような貸借の場合には、借入金そのものが贈与として取り扱われます。
(引用元:親から金銭を借りた場合│国税庁

贈与税には110万円の基礎控除があり、利息の金額が110万円を超えなければ無利子で借りても贈与にはなりません。

身内から借りるなら借用書を作成して、返済をきちんと行いましょう。

借用書に記載すべき内容は、以下の通りです。

  • 書類の作成日
  • 借入額
  • 返済方法
  • 返済期日
  • 借りた人の名前や住所
  • 貸す人の名前や住所

追加融資はできないが交渉すれば返済額を減らせる可能性もある

現在の借入先に返済が難しいと伝えれば、返済額を減らしてもらえる可能性もあります。

返済が滞るより、少額ずつでも返してもらう方がいいと判断する可能性は高いです。

ただし返済額を減らしてもらったら、追加融資は受けられなくなると考えましょう。

返済が難しいと交渉している人に、返済能力があるとは言えません。

返済能力がないと思われれば、お金を借りられなくなります。

繰り上げ返済を行って返済総額を減らす

カードローンの借り換えができなかったときでも、繰り上げ返済を行えば返済総額が減らせます。

利息は借入額に対する割合で計算され、借入額が少ないほど利息も少なくなる仕組み。

繰り上げ返済で早めに元金を減らせば、返済総額も減らせます。

ボーナスをもらって余裕があるときに集中的に返済しましょう。

繰り上げ返済すれば返済総額が減り、返済期間の短縮も可能です。

繰り上げ返済をしても通常の返済日に支払いがあるため、無理はせず計画的に返済しましょう。