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郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法!自動貸付のやり方も解説

郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法!自動貸付のやり方も解説

お金を借りられるのは銀行や消費者金融だけではなく、実は郵便局(ゆうちょ銀行)でもお金を借りられます。

ゆうちょ銀行が提供している「自動貸付」というサービスを利用すれば、審査無しで借入可能。

身近な存在である郵便局でお金を借りられるのは、非常に安心感があります。

しかも47都道府県に支店や出張所が存在しているので、住んでいる地域に関係なく誰でも申込に行けるのが大きなメリットです。

今回は郵便局でお金を借りる方法・自動貸付のやり方を紹介。

銀行や消費者金融からお金を借りることに抵抗がある人は、ぜひ参考にしてください。

郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法とは?

郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法は大きく分けて2つあります。

  • 自動貸付を利用する方法
  • ゆうちょ銀行のクレジットカード「JP BANK カード」でキャッシングする方法

ここからは自動貸付とJP BANK カードの利用方法について解説します。

貯金担保自動貸付けは定額貯金や定期貯金を担保にお金を借りられる

ゆうちょ銀行では、貯金を担保に貸付する「貯金担保自動貸付け」というサービスでお金を借りられます。

貯金担保自動貸付けを利用すると、口座から貯金以上の金額を下ろす際に、不足分を自動で借入可能。

例えば口座に30万円あるけれど34万円支払いたい場合、30万円までしか引き落とされず、4万円不足するのが普通です。

しかし貯金担保自動貸付けを利用すると、4万円が自動で貸付けされ、34万円すべて支払えます。

消費者金融カードローンなどは遅延料が高いため、貯金担保自動貸付けで未払いを防げば、余計な出費は必要ありません。

貯金担保自動貸付けは、ゆうちょ銀行に口座を持っている人全員が利用できるわけではなく、担保定額貯金または担保定期貯金を持っている人が対象です。

  • 担保定額貯金…ゆうちょ銀行の総合口座通帳に預ける定額貯金
  • 担保定期貯金…ゆうちょ銀行の総合口座通帳に預ける定期貯金

ゆうちょ銀行には、普通の定額(定期)貯金と担保定額(定期)貯金があり、預け先が違います。

貯金の種類 預け先 自動貸付けの有無
定額貯金 普通預金通帳または預金証書 なし
定期貯金 普通預金通帳または預金証書 なし
担保定額貯金 総合口座通帳 あり
担保定期貯金 総合口座通帳 あり

総合口座通帳とは、普通預金通帳と定額(定期)貯金通帳が一冊にまとまった通帳です。

総合口座通帳の表面は普通預金、裏面が定額(定期)貯金になっているのでチェックしてみてください。

総合口座通帳に定額(定期)貯金を預けることで、担保定額(定期)貯金になります。普通の定額貯金にお金を預けても、ゆうちょ銀行からお金を借りることはできません。

担保定額預金または担保定期預金を持っていない人は、以下の4点を郵便局の貯金窓口に持参すると、当日中に作成できます。

  1. 預入申込書
  2. 総合口座の通帳
  3. 本人確認書類
  4. 預入金額

担保定額(定期)預金を持っていれば未成年や学生、無職でもお金を借りられます。

返済は通常貯金に預入するだけ。借入する予定がある場合は、普通の定額(定期)預金よりも担保定額(定期)貯金を利用した方が便利です。

預入金額 預入期間
担保定額預金

1,000円以上(1,000円単位)

※1口の預入金額は1,000円、5,000円、1万円、5万円、10万円、50万円、100万円または300万円の8種類

6ヵ月〜10年
担保定期預金 1,000円以上(1,000円単位) 3ヵ月、6ヵ月、1年、2年、3年、4年、5年のいずれかを選択

ゆうちょ銀行は全国約24,000の窓口と約32,000のATMがあるので、出金にも困りません。

預入金額に対する金利と貸付限度額

担保定期(定額)貯金では貸付限度額が決められています。また、返済時に金利も支払わなければなりません。

担保定期貯金 担保定額貯金
貸付限度額 預入金額の90%まで
※ 1冊の総合口座通帳につき300万円まで
預入金額の90%まで
※ 1冊の総合口座通帳につき300万円まで
貸付期間 2年間
※2年以内に貯金の満期が訪れる場合は満期まで
2年間
※2年以内に貯金の満期が訪れる場合は満期まで
金利 預入時の約定金利(%)+0.5% 返済時の約定金利(%)+0.25%

参考:https://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/loan/kj_ln_jidou.html

貸付限度額は預入金額の90%が上限で、最大300万円まで。

例えば担保定期貯金に340万円の預入がある場合、90%は306万円ですが、最大で300万円までと書いてあるので300万円が上限です。

金利は貸付金額×0.5%(0.25%)と思いがちですが、ゆうちょ銀行の約定金利もプラスされます。

現在のゆうちょ銀行の約定金利は0.002%なので、担保定期貸付の金利は0.002%+0.5%=0.502%。

担保定額貸付の金利は、0.002%+0.25%=0.252%です。

例えば担保定額貸付で10万円を1年間借りた場合、金利は10万円×0.252%=252円。

貸付金額 1年間の金利(担保定期貯金) 1年間の金利(担保定額貯金)
10万円 502円 252円
50万円 2,510円 1,260円
100万円 5,020円 2,520円

一般的な消費者金融の場合、金利18%が適用されることが多く、10万円を1年間借りると利息が18,000円に。

同じく10万円を1年間担保定額貯金で借りたら252円しかかかりません。ゆうちょ銀行の金利の低さは、非常に魅力的です。

借入額や借入期間が増えるほど、金利が大きな負担になるので、ゆうちょ銀行の担保自動貸付けを検討してみましょう。

JP BANKカードのキャッシング枠を利用して担保無しで借り入れ可能

ゆうちょ銀行のクレジットカードである「JP BANKカード」にはキャッシング枠がついています。

JP BANKカードのキャッシング枠を利用すると、担保無しで借り入れが可能。ゆうちょ銀行に担保定額(定期)貯金がない人は、JP BANKカードを発行するのも一つの手です。

JP BANKカードは年会費 1,375円(初年度無料)。

「公共料金の支払いをJP BANK カードにする」または「給与受け取りをゆうちょ銀行にする」で翌年度以降も年会費無料です。

金利は15%で、金利上限18%の大手消費者金融より3%低く設定されています。

申込条件とキャッシング枠は国際ブランド(VISA・Mastercard・JCB)によって異なるため、自分に合ったカードを選びましょう。

VISA・Mastercard JCB
申込条件 満18歳以上の方(高校生を除く) 満18歳以上(高校生を除く)で、本人か配偶者に安定収入がある方
キャッシング枠 0~30万円 0~50万円

貯金担保自動貸付けと違い、担保無しの借入なので審査があります。審査に通らなければキャッシング枠は利用できません。

過去に返済の遅延経験があったり、信用情報に傷がある場合は、キャッシング枠の審査通過は厳しいです。

JP BANKカードの申込は、通常貯金のキャッシュカードを所有していればWEB完結できます。

パソコンやスマホからJP BANKカードの公式サイトにアクセス。「Webで申し込む」を選択して、以下の情報を入力すれば申し込みできます。

  1. ID・パスワードの登録
  2. カードの種類を選択
  3. メールアドレスの登録
  4. ワンタイムパスワードの受信・入力
  5. 氏名・生年月日の入力
  6. 口座振替の設定
  7. お客様情報の入力

情報入力が終わると、受付完了メールが送られてきます。受信すれば申込完了です。

JP BANKカードは即日発行に対応していません。受付完了メールを受信してから手元にカードが届くまで1週間以上かかります。

大手消費者金融のカードローンの場合、最短即日でカードを発行する会社は少なくありません。JP BANKカード「すぐお金が必要」という人には不向きといえます。

JP BANKカードが届いたら、キャッシュディスペンサー・ATMで現金を引き出すか、または振込でキャッシングするかを選択。

キャッシュディスペンサー・ATMならすぐに現金を引き出せますが、振込でのキャッシングは5営業日後にお金が口座に振り込まれます。

使用可能なキャッシュディスペンサー・ATMは、ゆうちょ銀行ATMとコンビニATMの2種類。コンビニでお金を引き出す場合は、下記のATMを利用してください。

  • セブン-イレブン…セブン銀行ATM
  • ローソン…ローソン銀行ATM・E-netATM
  • ファミリーマート…ゆうちょATM・バンクタイムATM
  • サークルKサンクス…E-netATM・ゼロバンクATM・イオン銀行ATM
  • ミニストップ…E-netATM
  • スリーエフ…E-netATM

ゆうちょ銀行もコンビニも店舗数が多いので、すぐに立ち寄れます。利便性の高さも郵便局(ゆうちょ銀行)が発行するJP BANKカードのメリットです。

ゆうちょ銀行のカードローン「したく」のサービスが終了

ゆうちょ銀行では「したく」というカードローンを取り扱っていましたが、2018年10月31日をもってサービスが終了しました。

したくの金利は7.0~14.9%で、限度額は500万円。多く借り入れたい人には頼もしいカードローンでした。

20〜70歳で安定した収入がある方なら、主婦やパート・アルバイトでも保証人・担保無しで借りられるサービスだっただけに残念です。

返済期限を遅れた場合は預金から差し引かれる

消費者金融のカードローンで返済期限を遅れた場合は、遅延損害金(延滞利息)が発生します。

遅延損害金は年率20%と設定されている場合が多く、例えば50万円の借入で30日延滞したら約8,220円が返済金額に上乗せされることに。

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けでは、遅延損害金の請求はありません。代わりに、担保になっている預金から返済金額を差し引かれます。

担保となる預金が減っていくと、次回借入したい時に少額しか借りられないというデメリットに。

ボーナスが入った時に多く返済するなど、余裕のある返済計画を立てておきましょう。

自動貸付けの最低取引金額が1,000円単位だから利用しやすい

自動貸付けは「あと2,000円だけ足りない」などという時に、最適なサービスです。

消費者金融や銀行系カードローンで借入する場合、審査を受けなければならないため、多めに融資してもらおうとする傾向があります。

1,000円単位で何度でも借り入れられるなら、余分に借りる必要がありません。少額ずつ借りた方が返済期間を短くできますし、利息も少なくなります。

2,000円なら1週間で返済できても、20万円の返済を1週間で終わらせるのは難しいでしょう。

利息も2,000円の借入より20万円の方が10倍高くなります。

1,000円単位で借りると返済しやすく、無駄に利息を払わなくて済むのが大きなメリットです。

電話連絡や郵送物は無いので家族バレの可能性はない

家族に借り入れを知られたくない方にとって、ゆうちょ銀行からの電話連絡や郵便物は避けたいものです。

ですが安心してください。自動貸付けを利用しても、ゆうちょ銀行から電話連絡や郵送物が届くことはありません。

申込手続きをしてしまえば、あとはお手持ちの総合通帳やキャッシュカードで借り入れするだけ。家族バレの可能性はありません。

ただし注意点が2つあります。

返済期限までに完済しないとハガキが届く
1つ目は返済期限までに完済しないとハガキが届くこと。

返済期限前にゆうちょ銀行から「返済のご案内」のハガキが来くので、そこで家族バレする可能性があります。

返済期限は2年のため、家族に借り入れがバレたくない人は、借入日から2年以内に完済しておきましょう。

担保定額(定期)貯金の満期日を知らせるハガキが届く
2つ目は、担保定額(定期)貯金の満期日を知らせるハガキが届くこと。担保定額(定期)貯金が満期を迎えると、自動貸付けも終了します。

お知らせのハガキを家族に見られるとバレる可能性があるので、返済期限だけでなく満期日も把握しておきましょう。

自動貸付けの取引履歴は残高にマイナス表示が記載されるので注意

自動貸付けを利用してお金を引き出すと、総合口座通帳の残高欄にマイナス表記(例えば-30,000)が記載されます。

通常の現金引き出しでは「*30,000」と表示されるため、家族に通帳をのぞかれると借り入れだとバレてしまう恐れも。

家族に見られないよう厳重に管理するなど、対策をしておくことをおすすめします。

ゆうちょ銀行の自動貸付でお金を借りる方法と手順

自動貸付を利用するには、あらかじめ申込手続きをする必要があります。申し込みさえしてしまえば、好きな時にお金を借りることが可能です。

自動貸付でお金を借りる流れ

申込手続きといっても、郵便局(ゆうちょ銀行)の貯金窓口に必要書類を提出するだけです。

貯金窓口の営業時間は平日9:00〜16:00で、土日祝日は休み。

店舗によっては17:00または18:00まで営業しているところもあるため、日本郵政グループのホームページで確認してみてください。

手続きが済んだら、自動貸付を利用できます。ゆうちょ銀行のATMでお金を引き出しましょう。

自動貸付けを申し込む際に必要になる書類

自動貸付けの申し込みには以下の3つの書類が必要になります。

  1. 総合口座の通帳
  2. 届出印
  3. 本人確認書類

本人確認書類は顔写真入りなら1点、顔写真のない書類は2点必要です。

顔写真入りの書類
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 療育手帳
  • 在留カード
  • 精神障害者保
  • 健福祉手帳
  • 戦傷病者手帳
  • 身体障害者手帳
顔写真のない書類
  • 公共料金の領収証書
  • 各種保険証
  • 国民年金手帳
  • 特別児童扶養手当証書
  • 母子健康手帳
  • 児童扶養手当証書

書類が用意できたら、貯金窓口へ営業時間内に行きましょう。

基本的に郵便局の自動貸付の際に審査は行われない

消費者金融や銀行系のカードローンは、担保無し・保証人無しで貸付するので、審査で申込者の返済能力を確認します。

安定した収入がない専業主婦や無職だと審査には通らないケースがほとんど。信用情報に傷がある場合も融資してもらえません。

ゆうちょ銀行の自動貸付けは担保となる貯金があるため、返済能力は関係無し。審査は行われないのです。

主婦や無職、信用情報に傷があっても利用可能。カードローンの審査にことごとく落ちてきた方々にとって、救いとなるサービスといえます。

審査のない自動貸付ですが、審査時に必ずといっていいほど行われる在籍確認は行われるのでしょうか。

在籍確認は勤務先で実際に働いているかチェックする電話ですが、在籍確認のせいで職場の人にバレるリスクがあります。

在籍確認が不安の種で、今まで借入に踏み出せなかった方も多いかもしれません。

自動貸付は審査がないため、在籍確認はありません。ATMからお金を引き出すだけで自動的に借りられます。

即日でお金を借りられるのは、担保がある貸付けならでは。

一般的に、借入する場合は融資まで数日かかることもあるので、急ぎでお金が必要な時も助かります。

郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りるなら注意すべき事項

郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りることになったら、次に紹介する3つの注意すべき事項を覚えておきましょう。

知らずに利用すると、最悪の場合には解約させられる恐れもあるので、必ず目を通してください。

自動貸付は通帳の名義人のみ利用できる

自動貸付は自身の貯金が担保となるため、本人名義の通帳さえあればお金を借りられます。

通常の預金ならば本人の代わりに家族がお金を引き出すことが可能ですが、自動貸付の場合は本人以外が利用すると規定違反。

本人がATMに行く時間がないからといって、家族が自動貸付でお金を引き出すのも禁止です。もし本人以外の利用が発覚すると、強制解約や一括返済などを求められます。

自動貸付は審査無し・低金利で借りられる好条件のサービス。規定違反で強制解約などになるのは非常にもったいないです。必ず名義人自身が自動貸付を利用してください。

借入限度額が低いため高額融資の希望者には向かない

郵便局で借入できる限度額は、大手消費者金融と比べて低いのが特徴です。

  • 自動貸付…担保にしている預金の90%まで(最大300万円)
  • JP BANKカードのキャッシング枠…Visa・MasterCardは30万円まで/JCBは50万円まで

自動貸付は担保があるので最大300万円まで借りられますが、貸付金は担保となる預金額と比例するので、十分な預金額がないと少額しか借りられません。

無担保貸付のJP BANKカードはVisa・MasterCardで最大30万円と限度額の低さが目立ちます。

高額融資の希望者は郵便局からではなく、消費者金融や銀行系カードローンに申し込むのがおすすめです。

ゆうちょ銀行ATMでのみ借り入れできて営業時間外は利用不可

自動貸付けの申込手続きが完了したら、ゆうちょ銀行ATMでお金を引き出せます。

ゆうちょ銀行ATMには営業時間が決まっており、時間外は利用できません。ゆうちょ銀行ATMは設置場所によって営業時間が異なるので、下記を参考にしてください。

設置場所 営業時間
ゆうちょ銀行・郵便局 平日 0:05〜23:55
土曜日 0:05〜23:55
日曜日 0:05〜21:00
ファミリーマート 毎日 0:05〜23:55

地域によって、ゆうちょ銀行ATMの営業時間が違う場合があります。ATMに行く前にゆうちょ銀行のホームページで確認しましょう。

ゆうちょ銀行ATMの手数料は、設置場所に関係なく無料。1日あたりの引き出し可能額は50万円までです。

50万円以上必要な場合は、ゆうちょ銀行や郵便局の貯金窓口で申し込むと、1日あたりの引き出し限度額を変更できます。

実際に自動貸付で借入する手順は以下の通りです。

  1. ゆうちょ銀行ATMの画面で「引き出し」を選択
  2. キャッシュカードまたは総合口座通帳を挿入
  3. 暗証番号を入力
  4. 希望金額を入力
  5. 引き出し完了

通常の引き出しと同じ手順なので、難しいことはありません。利用明細は発行されず、通帳にマイナス表示されます。

家族に借入を知られたくない方は、ゆうちょ銀行ATM利用後の通帳を見られないよう注意しましょう。